shika歯科豆知識

2017.09.03

虫歯治療(移植とは)

みなさんこんにちは!
東葉デンタルオフィスのTです!


本日は虫歯やさまざまな理由による
無くなってしまった歯で
移植というの方法がございますので
そちらのお話です\( )/


入れ歯、ブリッジ、インプラント・・・
歯を失ったときにその空間を補い機能を回復する方法がいくつかあります!!

でもこれらはどれも人工的なもの( ˙o˙ )

プラスティックや、金属など、比較的お口の様々な環境に耐えうる丈夫で
安全な素材が使われています!

それでもはじめは違和感があったり、
いつまでたっても慣れなくて悩んでいる方も少なくありません!

もう1つ方法が
可能なケースが隠れていることがあるんです★

それはなんと、親知らずなど、今存在している歯をその空間に移すという処置があるんです!!

そんな治療を移植と呼んでいます\( )/

何より自分の歯でかむということが可能なのですから、
もしもこの治療ができるならとてもいいですよね♪

その治療のケースはそんなに多いわけではないのですが、
もしも奥歯を抜くことがあって、まだ親知らずが元気だったら可能になることがあります!


その時には、移植先の歯を抜いて、
親知らずも抜いて移動させるので、傷は二か所できることになります。

周辺の組織が死んでしまう前に、丁寧に安全になおかつなるべく早く
移植させる必要があります!

傷口を糸で縫合して移植した歯を固定するようにして、傷の回復を待ちます。。。

移植先でしっかり骨と結合すればほとんどの場合、周りの組織と一体化して、咬むことができるようになります!

しかし、移植は
①成功率が低い(移植は60~80%、インプラントは95~98%)、
②移植の前後に根の治療が必要になる、
③移植が成功してもその後外部吸収を起こすことがある、
④生着しても、動揺が大きい場合が多い。

というデメリットもあります。

形態から考えてもわかるように、まさか親知らずを前歯に持ってくるわけにもいかないですし、
移植の場合には適した場所であることが前提!

さらに、植え替える空間がきちんと確保されている必要もありますし、
植え替えた先できちんと固定されるかどうか、
骨や周辺の組織の経過を見なくてはなりません。。

できないケースもございますので
あらかじめご了承をおねがいいたします!!


もしも歯を抜かなくてはいけない、というときがきたら、ちょっとだけ、思い出してください\( )/


もしかしたら、あなたのお口の中に可能性が残されているかもしれません!

その時のためにもどうせ抜くからと言って親知らずなんか丁寧に磨いたことが無い、
なんてことのないように、大切にしておいてくださいね!



以上、Tでした♪

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